携帯システム会社の選び方2:業者選定の重要性


携帯の場合、業者選定は特に大事です。
WEBのシステム開発なら、まぁちょっと業者選定間違えても、なんとかはなります。
一応、ゴタゴタになっても収まりはつくでしょう。でも、携帯のシステム開発の場合には、
正直ある程度話が判るシステム会社じゃないとモノが完成しません。完成しても、
その後問題の嵐で収拾がつきません。

1.システム会社に詳細に仕様を提示できますか?

相手がどんなシステム会社であったとしても、制作して欲しい内容の全てをキチンと
システムの仕様として提示できれば、問題はおきにくいです。

しかし、社内にそんな人は実際いるでしょうか?
携帯は、既に500機種以上が発売されており、毎年100機種ペースで増えています。

この状況で、過去に発売されたあらゆる機種、そして業者選定中にも増え続ける新し
い機種に対し、

  • それぞれの機種の性能
  • それぞれの機種で利用可能なコンテンツの種類
  • 機種ごとの画面サイズ
  • キャリアごとに使える絵文字について
  • 機種ごとに使えるタグについて
etc...

あげだしたらキリが有りませんが、こんな膨大な情報を常にリアルタイムに全部知って
いる人間で、ベンダー発注に必要なシステム仕様書を興せるような人間は普通は居
ません。

ネットで調べようと思っても、端末のバグ含み非公開の仕様も沢山あるため、まず全て
を知ることはできません。
上記は、機種別の仕様だけ取り上げましたが、これだけではなく、携帯ならではの画面
遷移やユーザビリティにも配慮して仕様は作らなくてはなりません。「入力画面」がある
のであれば、携帯なら、入力モードの切り替えはするのは当然ですし、無料会員登録
であれば、「空メール仕様」が一般的ですし、あげだしたらコチラもキリが有りません。

普段から、携帯のシステム開発会社と仕様設計をやり取りしているような人間を除き、
自分で完全な仕様を創り上げるのは、まずまず不可能です。

2.PCのWEBシステム開発と携帯システム開発は世界が違う

もし、PC向けWEBシステム開発を外注したいのであれば、安くて、早くて、あと規模が
それなりなら、はちゃめちゃな失敗は多分そんなに無いと思います。それに、頼む側
にも、WEBシステム開発の外注経験がある人くらい、いたりするんで、ベンダーとの
話もまぁなんとかなるでしょう。それでも、
「意図していたものと違うもの」ができたり、ありがちなトラブルは結構多いですよね、
これは一定仕方ない。頼む側も素人なら、認識差はあるし、請け手も上手じゃなけ
れば意図を汲み取りきれない。
関連して、バグも沢山出るかもしれない。これもまぁ似た理由である程度仕方ない。
1度でも外注した ことがあれば、この手のことに頭を悩ましたことはあるはず。

で、上述は、WEBシステム開発の話なんですが、携帯の場合はどうかというと、
これらの問題が極端に顕著です。

  • 携帯システム開発は、WEBシステム開発と比較すると、比べ物にならないくらい専門性が高い
  • 画面が小さい、画面が簡単そうに見えるかもしれないが、想像を絶するほどにWEB開発より
    技術難易度が高い
    (ある大手ベンダーによると、携帯版というだけで、見積段階で最低2倍以上は掛け算して出すとか)
  • 残念ながら、多くの発注者は、上記について精査するスキルを持たない

よーするに、WEBシステム開発なら、「これできますか?」で、「できます」、で、
たいてい、ちゃんとできる。でも、モバイルの場合は、それ鵜呑みにすると危険。
「たぶんできるとおもう」とか「一応できます」とかいう業者は、やったこともない
のに携帯だからといって甘く見てる可能性もある。
それに、専門性が高すぎて、普通は発注側も知識が無いから、「携帯ならでは
やらなくてはならない仕様」について、ベンダーに指示することができませんか
ら、ベンダーが「本物」じゃなきゃ、絶対にまともなものは完成しない。

WEBでいったら、1.を言えば、1.を返してもまぁ極端な問題にはならない。
モバイルでいったら、1.を言えば、10.くらいを返さないと大問題になる。

Ex)
Q.「集客はアフィリエイトを使いたいんだよね」(業界や携帯に詳しくない発注者)

A.(良く判ってない会社)
「??仕様書くれたら見積もります」

B.(携帯システムを判っている会社)
「大概どこのアフィリエイトでも対応するように設計できます。」
  「ところで、1個とは限らないですよね。複数設定可能なように設計しますね。」
「あと、当然アフィリエイトごとの入会数は記録しないと駄目ですね、そう作ります。
管理画面でも見れるようにしますか?」
「アクション地点は、会員登録時点でOKですか?それとも何か特別な条件を考えています?」
「あ、アクションの地点は単一ですか?複数地点でやりますか?」
「それと、アクションを返すときですが、重複チェックはどういう方法でやりますか?」
「メールアドレスベースでやる場合、ユーザがメアドをかえて再登録してくると、
アフィリエイトのコストが二重に掛かってしまいます。」
「携帯端末ごとの個別のIDを取得してこれで重複チェックをする場合は、端末
ごとに1回しかアフィリエイトのコストが掛からないので、ベストですが、例えば
i-mode端末の場合には、端末IDをとろうとすると、警告画面が出てしまうので、
登録率が落ちる可能性も有ります。」
「いたずら登録が多そうなら、後者のほうがいいですね。そういう可能性が殆ど無いなら前者でも」

まぁ、携帯の場合は、案に色々あるので、コンサルといかなくても、ベンダーも
相当詳しくないと話すら成り立たないのです。でも、発注者も詳しくない限りは、
区別すらつきませんね。お互い素人なら、失敗するまで気付きません。

ですから、もし間違って、「ほんとは携帯なんて少ししかやったことないけど、
仕事が欲しいからできるっていってるだけのWEB開発会社」とかに頼んで
しまった 日には、そのプロジェクトは不安でたまりませんね。

3.携帯システム開発はやっぱり業者選定が非常に重要!

前項に記述の通り、発注側が完璧な発注仕様を創るのはほぼ不可能です。
そうなると、プロフェッショナルに頼む必要が出てきます。

携帯システム開発会社です。

しかし、前項までに記述したように、WEBシステム開発の時と同じような
気持ちで、余りよく判ってないシステム会社に丸投げすると、とっても
大変なことになります。システム会社側が、携帯を熟知し、かつ、
それらをきちんと顧客に提案できる能力が有ることは必須です。

もし、「自分は携帯について詳しい自信がある」としても、実際一々細かい
携帯の仕様について詳細にシステム会社に指示しますか?

多くのことは、「携帯なら当たり前のこと」として案に処理してほしいものです。
残ってないとまずいデータは残っているべきだし、言わなくても創られる
べきシステムや内部仕様はそうであるべきだと思うと思います。

『このサイトと一緒で頼む』

といったって、きっと質問の嵐です。下手すりゃ質問も無く凄いもんが
できあがってくるかもしれません。

携帯を詳しくない人間からすれば、「画面小さいから簡単なんじゃないの」と
思いがちな携帯システム開発ですが、実際には、PCのWEBシステム開発
など比べ物にならないほど、専門性の高い分野であり、ゆえに間違った
業者選定は他の分野よりも命取りになりやすいです。

携帯ビジネス成功の第一歩は、良い業者を探し、ガッチリ捕まえるところから
始まるといっても過言では無いでしょう。

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